猫にとって冬の室温は何度くらいがちょうどいいのか気になる季節になりました。冬も快適に過ごしてほしいし、お留守番をさせている最中も猫が寒くないかと心配になります。
今回は、猫にとって室温は何度がいいのか、また室温と合わせて気を配りたい3つのポイントをご紹介していきます。
猫にとって冬の室温は何度がいいの?
猫にとって冬の室温は20℃~23℃が目安です。ですが、人が心地よいと感じる温度なら猫も快適と感じるようです。
では、「猫が今の室温が快適だ」と判断する基準はというと「猫の寝方」で読みとることができます。
我が家の猫の例ですが、寒いとアンモナイトのように顔も隠して丸まって寝ています。
快適な温度だとほぐれた感じのポーズになっています。

こんなかんじです。
暖房で室内の温度を上げるよりも、猫が触れている接触面の保温に気を配るといいかんじになります。
室温とあわせて気を配りたい3つのポイント!
もし、目安温度でも寒そうだなと心配でしたら部分暖房(ホットカーペットやペット用保温マット)を取り入れてみたり、いつもの寝場所に暖かくできるフカフカのベッドやフリースを用意してあげるといいですよ。
室温も大切だけど湿度にも気を配る
冬は空気が乾燥しているので湿度にも気を配るようにしましょう。
乾燥は猫風邪などのウイルスを活発にする可能性があります。
外に出ない室内猫の場合であっても「空気を伝ってお部屋に入ってくる可能性もある」とかかりつけの獣医師から聞いたことがあります。
ウイルスを活発化させないためにも、お部屋に加湿器を置くことをおすすめします。湿度は40~60%が最適です。
加湿器がない場合はお部屋に濡れタオルを干しておくだけでもOKですよ♪
猫があたたまり過ぎた時に涼める場所を作っておく
冬でも室温のせいで暑すぎて熱中症になる可能性があります。
猫がほどよく涼めるように暖房がついていないお部屋に行き来できるようにしておくとベスト。
とはいえ、キャットドアとかないしせっかくお部屋をあたためているのにドアを開けておいたら暖気が漏れてもったいないじゃない!と思うでしょう。
なので、猫がいつでも適温を選べるように別のお部屋ではなくとも、冷たい床など一旦クールダウンできる場所が1部分あればいいとわたしは受け取っています。
こまめに水分補給をしてもらう工夫をする
この時期気温が下がると水を飲む回数が減りがちです。人間もそうですが寒い日に冷たいお水はあまり飲みたくないですよね。
もしお水を飲む量が減っているなと感じていましたら、ぬるま湯や温めたウェットフードをあげてみるのもいいですよ。
ただし猫は「いつもと違う」に少なからず敏感です。警戒から今以上に飲まなかったり食べなかったりする状況になる可能性もあるので様子をみつつ検討してみましょう。
お留守番の時はどうしたらいい?関東地方のわが家の場合
猫を長い時間お留守番をさせる時はエアコンなどの安全な暖房だけにしておきましょう。部分暖房(ホットカーペットなど)をあわせて普段使っているようでしたら、留守の時は消しましょう。
わたしが仕事で外出をしていた時は、エアコンの暖房は常につけっぱなしにしていました。
うちは関東地方です(雪はめったに降らない環境)14:00過ぎるとお日様が部屋にあたらなくなります。暖房の温度設定は23℃の自動でまわし(暖まりにくい部屋なので)、他にフカフカのベッドと毛布、ドーム型のベッドを用意しておきました。
まだ子猫期だったので寒さには心配でしたが帰宅後どれかのベッドですやすやと寝ていてくれたので安心した思い出があります。
その方法で今まで風邪もひかず、体調不良もありません。
上記のことから、猫さんの年齢、お住まいの地域、猫がいるお部屋のあたたまり具合、普段猫がよくいる場所はどこか、などを考えつつ温めの環境調整をして外出することが大切なのかなと思います。
追記:成猫になった今は、くもりでお日様が当たらない冬場だけ暖房をつけて外出しています。いつもの場所の猫ベッドは冬仕様にし、その他ソファーに移動して寝たりもするのでそこに毛布系の敷物を置いて出かけています。特に問題なく過ごせている様子です。
まとめ
猫にとって冬の室温目安は20℃~23℃です。室温が快適かどうかの判断基準は「猫の寝方」がポイントです。
もし目安温度でも寒そうだったら部分暖房を取り入れてみましょう。
室温とあわせて気を配りたい3つのポイントとして
- 湿度にも気を配ること
- ほどよく涼める場所を作ること
- なるべく水分補給をしてもらうこと
でした。
飼い主も猫と密着したい季節になってきましたね♪
猫とともに寒い時期を上手に乗り越えていきましょう~!